CAL RACER フロントバンパー1



紅BE 15年目のフェイスリフトです。
BEATのデザインはピニンファリーナとも言われる非常にレベルの高いデザインだと思います。
ピニンファリーナのデザインポリシーは「何年経っても色あせない普遍的な美しい」デザインと聞いたことがありますが、BAETの基本デザインも発売後、15年経った今でも、陳腐化せず決して古臭さを感じないと思います。

但し、ノーマルのフロントバンパーのデザインはは当時のHONDA車に良くみられた、上下二分割の共通デザインの基づいたものでした。
ノーマルバンパーのデザインは確かにホンダ車特有のいい意味で優等生っぽい
のですがスポーツカーとしては、ちょっと迫力不足かなぁ~って思っていました。
あとBEATの事を知らない人が見るとミニマムなボディサイズと「赤い」カラーのせいからか結構「カワイイ」と言われます。
個人的には「カッコイイ」デザインだと思いますが、このあたりをなんとかしたいと思っていました。

CAL RACER フロントバンパー2



前ふりが長くなりましたが、数あるフロントバンパーの中からCAL RACERを選んだ理由は、初めて見た時に直感的に「カッコイイ」と思ったからです。

ただし初めて「CAL RACER」という商品名を名前を見た時に「CAL」ってあのアメリカ西海岸のカスタムカーで有名なあの「CAL LOOK」っていっぱい頭に浮かびました???
BEATにはせめてユーロ系でアメリカンテイストのデザインは無いだろうと思っていました。(注:CAL LOOKを否定している訳じゃありません)

個別に見ると彫りの深いサイドエアダムやセンターのリップスポイラーの処理はアメリカンでマッシブなデザインですが、そういうのを抜きに「RACER」の部分は、全体的に伸びやかなラインでK CARのエアロパーツにありがちなこじんまりとした貧乏臭さもなく、なかなかレーシーなデザインだと思います。

CAL RACER フロントバンパー3



幼少の頃にスーパーカーブームの洗礼を受けた者としては、「ロングノーズ」とか「ウエッジシェイプ」という響きに憧れます。
横から見ると、かなりノーズが前方に伸びていてかなり尖っています。
交通法上では、「バンパーの先端は鋭利であってはならない」とされていますので、自動車メーカー系からは絶対に出てこない商品でしょう。
ノーズ先端のラインが低い位置にある為、さらに車高が低く見えます。

ボンネットの先端からバンパー先端までの長さは約10cmとノーマルよりかなりロングノーズになり大きくなるので、車格がワンランク上になった気がします。

地面からバンパー下部から地面のまでのクリアランスは、約10cmで、フロントの牽引フックよりもバンパーが数センチ以上も下まであるのでちょっとした段差や急な坂道等で気をつけないと結構アゴを擦ります(ToT)

まぁ、このへんは「格好良さ」とトレードオフで仕方ないですね。

CAL RACER フロントバンパー4



エアロパーツは通常、フロント、サイド、リアとメーカーを揃えるのがセオリーですが、サイドの無限スポイラーとのマッチングもナカナカいいのでないでしょうか!?

今風な言い方をすれば、いわゆる「ガンダム入っている」気もしないではないですが、ダイナミックでアグレッシブな造詣はかなりイケてると思います!
最近はミニバンでもこのくらい過激なデザインがアフターパーツでもありますし、やっぱりスポーツカーには、このくらい「ワルい」イメージも必要だと思います。

ちなみにディズニー映画「カーズ」の主人公「ライトニング・マックィーン」
にちょっと似ていると思いませんか?ライトやダクトの感じが!?

CAL RACER フロントバンパー5



ナンバープレートは、もともとバンパーにナンバー取り付け穴が開いていなかったので、暫定的にこのようにドライバー側にオフセットして付けてみました。

先日、黄BE MM氏にワンオフでアルミステーを作ってもらったので現在は垂直に付いています。

これならばフレッシュエアーが沢山ラジエターにも当たるし、ナンバー[1]をセンター位置にすることで、F1のゼッケンのように見えるかな?

最後の問題はBEATはフロントとリアバンパーのデザインが統一デザインとなっているので本来、リアバンパーも交換しなければならないのですが、CAL RACERのリアバンパーは無限のマフラーと干渉してしまいます。

なんとかせねば...。