BEATのデザインがよくイタリアの名門カロッツエリアのPININFARINAのデザインなのでは?

という話を聞きます。
MTBの会場でBEATのエクステリアデザイン担当の石橋氏と直接お話させていただいた時にずばり

HN:「BEATのデザインはPININFARINAなんですか?」

と質問した時の答えは、

石橋氏:「僕もPININFARINAのデザインが大好きなファンの1人なんです!」

とのお答えでした。

そりゃまぁライセンス等の問題もあるし、会社で公式に発表されていない事をペラペラ喋る訳にはいかないので真相は闇の中ですが、最近ではある雑誌で大物の自動車評論家がPININFARINAのデザインとはっきり言い切っていますね。

私なりに検証してみました。

PININFARINA Ferrari Mythos

一番解りやすいのがイタリアの名門スポーツカーFerrariが1989年のTOKYO MOTORSHOWで発表した、Mythosという車があります。

(Mythosとは神話という意味)Testarossaベースのプロトタイプモデルとして発表されましたが結局、市販化はされませんでしたが、その後、発表されたFerrariの車もこの車のデザインと比べるとかなわないと言えるほど優れたデザインと世界中で賞賛されました。

2シーター、ミッドシップ、オープンという成り立ちはともかくそのデザインテイストがBEATと似通っていると思います。

フロント

・フロントウインドウ枠をブラックアウトする処理がそっくりです
・切れ長のヘッドライトと写真では未装着だが、フォグランプBEAT純正オプションのフォグランプとデザインや配置が似通っている


サイド

・写真を見比べれば一目瞭然ですがフロントカウルからサイドのエアインテークに繋がるところはそっくりです
 (フロントのオーバーハングが長いのはFerrariの伝統的スタイルです)
・リアエンドのスパッと切り落とした様な造詣も相通じるものがあります
・アルミホイールもMythosっぽく五本スポークのスター型デザインに変えてみました
・MythosをリスペクトしてPININFARINAのエンブレムをエアインテーク後方に取り付けてみました


リア

・車幅が2000mm超のMythosと1400mmのBEATを比べるのには無理があると思いますが、純正オプションのリアウイングを装着した時のイメージが似通っています


インテリア

・写真ではちょっと解りにくいですが、ステアリングコラム上に置かれたスピードメーターにオレンジ文字のメーター!これも本当にそっくりです!

Mythos、BEAT共に発表から10年以上経った今でも、強烈な個性は色褪せていない傑作デザインだと思います。